こんにちは!ヒデユキです。
今回の記事では、
【本選びが苦痛!?】読む気が湧いてくる!おすすめの本の選び方
というタイトルでお話していきます。よろしくお願いいたします。
世の中にはたくさんの本で溢れています。
総務省統計局によると、1年間で約70,000冊の本が発売されているようです。1日に換算すると、約190冊の新刊が発売されています。
これは新しく出版された数です。すでに出版されている本も含めると膨大な数になります。
この膨大な数の本から、自分が読みたい本を選ばないといけません。
本屋に行っても本がたくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない
興味がある本は見つけられるけど、買う決断までに至らないことが多い
本を選んでいる途中で、選びきれなくて疲れちゃう
こんな悩みを抱えている人は多いでしょう。
膨大の本の中から読みたい本を見つけるというのは至難の業。さらに苦労して選んだ本がつまらなかったら、だんだんと本自体を読む気力がなくなってしまうかもしれません。
そこで、月に10冊ほど読書をしている私が実践している『読みたい気持ちが湧いてくる本の選び方』を紹介していきます。
■本選びに苦労するのは仕方がない理由
■本選びはつながりを重視すべき
■読んでみたい!と期待が高まる本の選び方
今まで本選びに苦労していた人も、「どの本読もうかな・・・」と悩む時間が少なくなるでしょう。
ただ眺めていても、買う本を選べない理由
本屋さんに行ってもなかなか本を選べない理由。
それは、「買う決め手に欠けるから」です。
よく本を選ぶときは、
・タイトルを見ましょう
・冒頭や目次をパラパラと見てみましょう。
と言われることが多いです。
実際それをしたとしても、その中から購入する1冊を選び抜くのは簡単ではありません。
「この本面白そうだな」「この本役立ちそうだな!」と思っても、「買ってみよう!」となかなか思えないのは、何か決め手がないから
ということは、タイトルや表紙・中身で興味が湧いて、かつ決め手になるようなものがなければいけません。
「買ってみよう」と思えるような決め手になる理由付けがないと、なかなか買おうと思えないんですね。買う決断をするために、背中を後押しするような理由が必要です。
選択肢が多すぎると、どの本を買えばいいかわからなくなる心理
これはあなただけではありません。人間なら誰しもがそう思うものです。
なんで本屋に行っても、本を選べないのか?
それは、『あまりにも選択肢が多すぎるから』です。
心理学で、『ジャムの法則(決定回避の法則)』というものがあります。
ジャムの法則とは、選択肢が多くなると選べなくなるという現象のことを言います。
ある学者がこんな実験をしました。
グループAには6種類のジャムを試食販売し、
グループBには24種類のジャムを試食販売をする
どちらのグループがジャムをたくさん購入したかと言うと、品揃えの少ないグループAの方が購入率が高かったという結果が出ました。購入率の差はなんと10倍。
なぜ、このような結果になってしまったかというと・・・
選択肢が多いと、すべてを試すことができない
選択肢が多いと、すべてを比較検討することが困難になる
試さなかったものの中に、もっといいものがあるはず!と思ってしまう
からです。
選択肢が多くなると、比較しようにも複雑になりすぎて脳が処理できなくなってしまうんですね。
例えば、外食した時に、
みたいなこと、ありませんか?
「これもこれも美味しそう!食べてみたい!」と思ったメニューの中から一品を選ばないといけません。最後の1品に絞るところがとても時間がかかりますよね・・・?
これは本選びにも同じことが言えます。
食事のメニューの数とは比較にならないほど、多くの選択肢が本屋にはあります。ジャムの法則で証明されたように、本屋に行っても買う本を選べないのは、人間の心理的に仕方ないことなんですね。
本選びも「なんか面白そうだな〜」と思った多くの中から1冊を選ばないといけません。「面白そう!」以外の、買う後押しをしてくれる理由がほしいです。
ではどのような理由だったら、買ってみようと思えるのか?
私がオススメとしては、
・知っている人が書いた本だ!
・あの人がおすすめしていた本だ!
です。
これらをもとに、おすすめの方法をご紹介していきます。
読みたい気持ちを後押しする!本の選び方
『なんとなく面白そうだな〜』だけでは、なかなか購入するまでに至りません。
お金を出して買うには、なにか別の動機が欲しいですね。
そこで、こんな動機はどうでしょうか?
①面白かった本を書いた人の、別の本を読む
②その本の中で引用されている本を読んでみよう
③その作家がおすすめしている本を読もう
④好きな芸能人が書いた本・おすすめする本を読んでみる
⑤身近な人が読んでいる本を、「こっそり」読んでみる
面白かった本を書いた人の、別の本を読む
本選びに一番手っ取り速いのは、面白いと思った著者が書いた別の本を読んでいくことです。
過去に読んだ本で、面白かった本はないでしょうか?
その作家さんが書いた別の本を読んでいきましょう!
一度読んだことのある作家さんならば、面白かったかどうかすでに知っているはずです。
それだけで購入する理由になるはずです。
同じ作家さんの本を追いかけよう!
その本の中で引用されている本を読んでみよう
面白いと思った本があったら、その本の中で引用されている本を読んでみるのもいいでしょう。
よく文中に、「〇〇という本の中でこんなことが書かれています。」という文章が入っていることありませんか?
その本の中で引用されているということは、その作家さんが参考にしている本ということです。
引用されている本の影響を少なからず受けているはずだし、その本に関連する本のはず。
関連しているというだけで、とっかかりやすくなるし、より知識が深まるというメリットもあります。
文中で引用されている本を読んでみよう!
その作家がおすすめしている本を読もう
ある作家さんの本が面白かったら、その作家さんがおすすめしている本を読んでみるのもいいですね!
好きな作家のおすすめ本ということで説得力があります。
そして単純に興味がありませんか?好きな作家の好きな本。
その作家がどのような影響を受けて、その作品が生まれているのか?そのバックグランドを知ることでよりその人のことを深く知ることができるはず。
特に影響を受けた!という本があれば、是非手にとってみるのをおすすめします。
『好きな作家が好きな本』を読む!
好きな芸能人が書いた本・おすすめする本を読んでみる
好きな作家や本がない場合、好きな芸能人や好きなアーティストが好きな本を読んでみるのはどうでしょうか?
「○○(人名) 本 おすすめ」などで検索すると、その芸能人がおすすめする本が簡単にわかります。
『好きな芸能人が好きな本』
これなら読んでみよう!という気持ちにならないでしょうか?
好きな俳優・好きなアイドル・好きな芸能人・好きなスポーツ選手
何人かはいるでしょう。
その人自身が本を書いている場合もありますね。
映画化された原作を読んでみるのもいいです。好きな俳優が出ていた映画の原作本なら、とっかかりやすいでしょう。
好きな芸能人がおすすめする本を読む
好きな芸能人が書いた本を読む
好きな映画の原作を読む
身近な人が読んでいる本を、「こっそり」読んでみる
友達や会社の人などが読んでいる本を読んでみるのもいいですね。
ポイントは、こっそり見て、こっそり読んでみるということです。
直接「おすすめの本あります?」と聞くのはあまりおすすめしません。というのも、聞いたからには読まなきゃいけない義務感が生じてしまうし、感想を伝えなきゃいけないかもしれません。
また、聞かれた方も聞かれた方で、自分がどんな本を読んでいるかを他人に知られたくないという人もたくさんいます。
その人のためにも、直接聞くかどうかは慎重になりましょう。
机に置いてあったり、本棚に置いてある本をこっそり見て、本人には言わずに読んでみるのが個人的にはおすすめです!
知り合いが読んでいる本をこっそり読んでみる
逆に、おすすめしない本の選び方
今まではオススメの本の選び方を紹介してきましたが、続いては「あまりおすすめしない本の選び方」をご紹介します。
毎月10冊くらいのペースで本を読んできた経験上、あまり当てにならなかった本の選び方がわかってきました。
あくまでも私個人の考えなので、参考程度に見てみてください。
①日本語に翻訳された本
②レビューで評価が高い本
③話題の本やランキング上位の本
翻訳された本は読みづらいことが多いかも
書店に行くとよく、『〇〇万部売れた!』というように宣伝されている、日本語訳した海外の本がありますね。
そんなに売れているならと、ついつい買って読んでみることもありますが、毎回思うのが『翻訳された文章ってとっても読みづらい!』
日本語訳された本はどんなに話題の本でも、パラパラして読んでみるとか、電子書籍でサンプルをダウンロードするなどして、少し中身を見てみることをおすすめします。
というのも、日本語訳された本というのは文章がぎこちない感じになるんですよね。元が日本語の文章ではないので、どうしても読みづらく理解しづらい文章になりがちです。
その理由は、日本語と英語とで文章の構図に違いがあるからでしょう。
例えば、日本語だと『山田太郎』というように名字が先、名前が後ですが、英語だと『Taro・Yamada』というように逆になります。
このような文章の構図の違いが、ぎこちない日本語訳に繋がっているのでしょう。
評価が高い!は当てにならない
『なにか面白そうな本はないかな〜』と思ったとき、本のレビューや評価(星の数)を参考にしている方も多いでしょう。
確かに私も評価を参考にすることはあります。
しかし、過度に期待しすぎるのは危険!あくまでも他人の評価であり、自分に合うかは別の話です。
どんな本が好きか?って、どんな音楽が好きか?どんな映画が好きか?みたいなものです。
いくら有名でいい曲だと言われていても、「どこがだよ!?」という感想を持つこともありますよね?
人によって好きな音楽が全然違うように、面白いと思う本も人によって全然違うと思います。
明らかに評価が低い本はつまらない可能性が高いですが、評価が高いからと言って面白いと感じるかは人によるんですね。
なので、
評価が低い本 → 警戒
評価が高い本 → 参考程度にする
くらいがいいかもしれません。
他人の評価を盲信しすぎるのは良くないので、あくまでも参考程度にしておきましょう。
いま話題の本やランキングはあくまでも参考程度に
『話題沸騰』とか『めちゃくちゃ売れてる』という謳い文句で宣伝されている本も、参考程度にしておきましょう。売れてる本ランキングも同様です。
大々的に宣伝されている本でも、盲信しすぎないほうがいいです。自分には合わないな〜ということがあるということは、ある程度想定しておきましょう。
このような宣伝を信じて、『なんだ、つまらないじゃん!ランキングなんか当てにならん!』となっても悲しいですよ。
多くの人はとてもいい本だ!と思っている本を自分が理解できなかったら、その良さがわからない自分が悪いのかな・・・と結構凹む原因になります。
それこそが、読書のやる気を奪う要因だったりします。
なので、『あくまでも参考に』を忘れないようにしましょう。
買う決断に苦労するなら、本読み放題サービスを!
ここまで、おすすめする本の選び方と、逆におすすめしない選び方を紹介してきました。
それでも本を購入するたびに毎回悩んでしまうのならば、読み放題の定額サービスを使ってみましょう。
本の読み放題サービスであれば、月額料金はかかりますが、気軽に読んでみることができます。
もっともおすすめなのが、Amazonが提供している『kindle unlimited』です。
■Amazonが提供している本の読み放題サービス
■月額980円で、約200万冊が読み放題
■ジャンルは28種類!
■同時に20冊まで借りられる!
お手元のスマホやタブレットにアプリをインストールすれば、使用することができます。
■知りたいジャンルの本を何冊も同時に借りられる
■買うわけじゃないので、つまみ読みもしやすい
■つまらなかったらすぐ返却できるので心理的負担が小さい
というメリットがあります。
本を購入する上で一番心配なのは、『本がつまらなかったらお金がもったいない』ということでしょう。
もしつまらない本だったとしても、『せっかく買ったのだから我慢して最後まで読むか~』となって時間も無駄になるし、全然面白くないのに読まなきゃいけないというストレスにもなります。
読み放題サービスだと、
・面白そうだなと思った本は気軽にすぐに借りられるし、
・つまらなかったらすぐに返却すればいい
ので、心理的にとても楽なんですね。
月に1冊でも読書をすれば十分元が取れるので、おすすめです!
まとめ
ここまで、本選びが少しでも楽になるような方法を解説してきました。
お金を出す以上、いい本にめぐりあいたいですね。
実際にお金を出して本を買うという行為は、意外とハードルが高いです。
なんでかと言うと、この本よりももっと面白く楽しめる本があるかもしれないと思ってしまうから。
大きい本屋に行けば何万冊という本があります。迷ってしまうのも当然だし「もしかしたらあっちの本のほうがいいかも」と思ってしまうのも当然です。
そしてお金を出した以上、後悔したくはありません。
他人の評価を参考にしすぎて『つまらなかった』となったら読書自体をする気持ちが薄れてしまいます。
なので、それらは参考程度にして、自分が面白かった本や好きな作家さんを追っていくような本選びがいいのかと思います。
関連していく本を読み続ければ、興味を持続させることができるし、そのジャンルに詳しくなれますね。
是非参考にしていただき、本選びの苦労が少しでもやわらげば嬉しいです。
以上!『【本選びが苦痛!?】読む気が湧いてくる!おすすめの本の選び方』でした!