こんにちは!ヒデユキです。
今回の記事では、
本が大量にある人は損をしている!?本を断捨離して得られるメリットとは?
というタイトルでお話していきます。よろしくお願いいたします。
さて、普段から本をたくさん読む人は、「気が付いたら部屋に本が大量にあふれている」なんて経験をしたことがあるはず。
本がどんどん溜まっていくと、本棚に入りきらずについつい重ねて積み上げたままにしてしまったり、本をダメにしたくないから湿気対策や害虫対策をしたりと、結構大変ですよね。
かつて私も大量の本を所有しており、様々な悩みを抱えていました。溜まった本を本棚に入れる作業やジャンルごとに並び替える作業が特にめんどくさかった。。
しかし引っ越しを機に本を大量に処分し、電子書籍で読むようにしたところ、「本の管理をしないですむようになった」と思うようになりました。
そこでこの記事では、
■あなたが本を処分できない理由
■本が大量にあることで実は損していること
■本を断捨離することで得られるメリット
について解説していきます。
忙しい中どうにか時間を捻出して本を読んでいるのに、その本の管理のせいで時間がとられてしまっては元も子もありません。
手元に置いておく本を少なくし、本の整理や掃除につかっている労力をより本を読む時間に当てられるようにしましょう。
二度と読まない本が詰まった本棚
一度読んだ本はなかなか捨てられないという方は多いのではないでしょうか?
かつて私も一度読んだ本はなかなか捨てられませんでした。「もう二度とこの本を読み返すことはないな」と思うような本でない限りは、本棚にしまっていました。
なぜ、一度読んだ本はなかなか捨てられないのでしょうか?
それには4つの理由があるのではないかと思います。
■また読みたくなる時があるのではないか?という不安
■重要な部分は残しておきたい
■知識を蓄積してきた証だから
■せっかく買った本を捨てる→お金を捨てる感覚
どうでしょう?結構当たっているのではないかと思います。
しかし、『また読みたくなるかもしれないと思っても2回読んだ本は少なく』、『重要だと思ってせっかくマーカーをしても読み返すことはほどんどない』、というのが現状ではないでしょうか?
『同じ本をもう一回読みたい!』という願望よりも、『新しい本を読みたい!』という願望の方が強いのです。よっぽど好きな映画じゃなければ、一回見たことある映画は見ませんよね?
それでも捨てられないのは、本棚に本がたくさん入ってくると「自分はこれだけ読んだんだ!」と物理的にわかり、自信になるからじゃないかと思います。さらに、部屋にある本の数だけ本にお金をかけているということなので、より自信につながるでしょう。
本棚に本が並んでおり、その背表紙を見ることで何とも言えない満足感があります。
紙の本を断捨離すべき理由・実は損している!?
しかし本がどんどん増えていくと、「本棚を整理しなければいけなくなったり」、「掃除をしたり」、「どの本を処分するか考えなきゃいけなくなったり」、とやらなければいけないことが増えていきます。
本を所有することで『本の整理・管理業務』が増えていくのです。
また、本がどんどん増えていくと、実は3つの損をしていることになります。
■場所的な損 ■金銭的な損 ■時間的な損
1つずつ解説していきます。
場所的な損:単純に場所を取るだけでなく命の危険も
今まで読んだ本を捨てずにいたら、どれだけの本棚が必要になるでしょうか?たぶん今よりももっとたくさんの本棚が必要になったでしょう。
本棚がたくさんあると単純に場所を取ってしまい、部屋が狭くなります。部屋の模様替えや引っ越しも大変になります。
賃貸に住んでいる人やローンを組んでいる人は、その置き場のコストを考えてみましょう。本棚に結構な金額の家賃やローンを払っています。本棚を少なくすれば、その分広い部屋に住めることになりますね。
また、最近頻繁に起きている地震。本や本棚はもしもの時、命にかかわってくる危険なものに変わります。
事実、地震によって倒れた本棚の下敷きになった人が死亡してしまったなんてケースもあるほどです。
本棚の近くに寝ている人なんかは、夜地震が来たらとても危険です。
本棚は場所を取るだけではなく、もしもの時に命を脅かすものになってしまうのです。
リモートワーク時に震度7 襲いかかる本棚、世界最大規模施設で実験https://t.co/4n3nxBwydO
高層マンションでの首都直下地震を想定した実験。
揺れの激しい高層階では、本棚が倒れ、食器が散乱するなど大きな被害が。
在宅ワークが増えるなか、家具の固定など改めて見直してみませんか。 pic.twitter.com/wxSYaIKPvW— 朝日新聞デジタル (@asahicom) February 1, 2022
金銭的な損:同じ本を2回買っちゃった・・・
「好きな漫画の単行本が売っている!買わなきゃ!」と思って買ったら、実は2冊目だった・・・
こんな経験したことある方いませんか?
本が多くて、気になった本はとにかく買っておくという習慣がある人ほどこのような経験をしているのではないかと思います。
『積読』という言葉を最近知りました。買った本を読まずに積んだままにしている状態のことのようです。
『積読』をしている方は、より2回買ってしまったなんてことが起こってしまいそうです。
本1冊の値段なんて、たかだか1,000円程ですが、それでも同じ本を買ってお金を無駄にしてしまうことは避けたいですね。
時間的な損:本の整理、掃除は時間がかかる
最後に、私がもっともめんどくさくて嫌だったことはこちら!
『本の整理はとにかく時間がかかる!』ことです。
本の整理をするためにどういう時間がかかっているか挙げてみましょう。
■本棚の中の本を、ジャンルごと・大きさごとに並び替える時間
■もう一度読みたくなった本を探す時間
■本をきれいに保つために湿気・害虫対策をする時間
■本棚がいっぱいになったらどの本を処分するか判断する時間
本を本棚に入れるとき、読み終わった順に入れていくわけではありませんよね?図書館は本屋さんでそうなっているように、本のジャンルごとや大きさごとに入れていくと思います。
本棚にも大きさがありますから、ジャンルごと大きさごとにきれいに並ぶようにしなければなりません。新しく本を入れると今まで入っていた本をどかして、別の本棚に入れるという作業が必要になってきます。
これがとってもめんどくさい!
さらにせっかく買った本をきれいに保つために掃除もしなければいけないし、本が劣化しないように湿気対策をしたり、日光があまり当たらないようにしたりととても大変。それでも紙なので劣化はします。
本棚がいっぱいになって入りきらなくなったら、いい加減捨てなければなりません。でも一度読んだ本はなかなか捨てられません。「この本はもうたぶん読まないだろう」と判断するのは簡単にできるものではありません。
『この大量の本の中で、どの本が最もいらない本か?』
一冊ずつ本をパラパラしてみて、やっとも思いでどの本を捨てるかを決めていることでしょう。
大変な時間がかかっています。
この時間があるのなら、本を読む時間に当てた方が有効活用につながるんですよね・・・
本の断捨離によって得られるメリットとは?
本を断捨離をしたらどんないいことがあるのでしょうか。解説していきますね!
■部屋の空間が広くなって快適に過ごせる
■自分の時間が増えて、より効率的になる
■自分の好みを再確認できる
部屋の空間が広くなって快適に過ごせる
本を断捨離することによって本棚もいらなくなります。そうすると当然部屋が広く感じることができます。
部屋が狭いと知らず知らずのうちにストレスがたまってしまいます。少しでも広く感じることが出来るようになると、快適に過ごせるようになりますね。
自分の部屋は、家に帰ってきてリラックスできる場でもあります。ほとんど使用しないもので、部屋を占領されているのは部屋がもったいないです。
二度と読まないような本に囲まれて過ごすよりも、自分が好きなものに囲まれて過ごせる空間にしましょう!
本棚がなくなることで、他にはどんなメリットがあるでしょうか?
■部屋の模様替えや引っ越しが楽になる
■掃除が楽になる
■圧迫感がなくなり、地震の心配も軽減できる
最近は地震がよく起こります。前にも書きましたが、地震対策も兼ねて本棚が倒れてくる危険を少なくしておいた方がいいです。
自分の時間が増えて、より効率的になる
続いてのメリットは、『自分の時間が増える』ということです。
部屋に本がたくさんあると、いろいろな手間と時間がかかります。
■本の整理につかっていた時間
■掃除のために使っていた時間
■探し物を見つけるための時間
本の整理や掃除などはとても時間がかかります。
でのその時間は、読み終わって二度と読まないような本に費やしている時間です。時間がもったいなくありませんか?
過去のために時間を使っているようなものです。
その時間はなくして、これからのために時間を有効活用した方がいいです。
自分の好みを再確認できる
これから本の整理をしていくと、「この本はかなり役に立ったな」「この本、何が書いてあったっけ?」というように、その本に持つ印象が違うことに気が付くと思います。
その過程の中で、自分がなにに興味を持っているか、どの本が自分にとって大事か、ということを再確認できるでしょう。
例えば人生の転機になったような本や、今後の人生の指針となるような本など、自分を形作っているようなことが書かれた本がどれか?ということも確認できます。
そのような本を身の回りに固めておくと『心の拠り所』にもなり、いつか自分を支えてくれるかもしれません。
本を減らしていく方法
私が本を減らしていくときに、考えていたこと。
それは『本の情報は古くなると同時に、自分の知識や興味も成長している』ということです。
「中学生の時にめちゃくちゃハマった本が、社会人になった今ではなぜハマったのかわからない」と感じたことありませんか?本に限らず、子供の時に夢中になったゲームや漫画を今でも同じ熱量で夢中になっていることはとても少ないですね。
でもそれでいいと思います。
年齢や環境によって興味も移り変わるし、勉強することも変わっていきます。
社会人になってから、今さら高校生の時の教科書を読んで勉強しようとは思わないように、過去に完全に習得しきれていないことがあっても、今必要なことや興味があることを求めていった方がいいです。
という観点で、残す本と手放す本を区別していくのがおすすめです!
本を捨てる前に絶対に!やっておくこと
手放す本が決まったら、捨てる前に「この本読んだ」という記録を必ず残しておきましょう。
せっかく読んだ本ですからね!
あとで「なんかの本で読んだな・・・」と思った時でも、記録を残しておけばうっすらでも思い出せる可能性は高いです。記録をしておくことで物理的に本がなくなっても「自分はこれだけ読んできたんだ」という自信は残しておくことができます。
おすすめは『アプリで記録すること』
読書記録用アプリで記録することの利点は、
■バーコードを読み取ることでタイトルを自動読み取りしてくれる
■本の感想をメモしておくことができる
■同じ本を読んだ人の感想を見ることができる
などがあります。
私が使用しているのは『読書メーター』というアプリです。このアプリですと、「読んだ本」「読んでいる本」「読みたい本」など区別して管理をすることも可能です。
いくつかの読書アプリを使用してきましたが、最終的にこのアプリが一番しっくりきました。
これから本は電子書籍で読もう
本や本棚の数を減らせたら、部屋がすっきりして気持ちよくなりませんか?
今までの悩みの種だった本が少なくなり、自分が本当に気に入っている本だけが身の回りにあると気分がよくなります。
そして本がある程度減らせたら、これからは電子書籍リーダーで読むようにするのがおすすめです。特にAmazonで販売しているKindleがおすすめ
この記事の一番初めに、「本を捨てられない理由」ということで紹介した4つの理由は、実は電子書籍で読むことによってすべて解決します。
■また読みたくなる時があるのではないか?という不安 → 読みたくなったら読める
■重要な部分は残しておきたい → マーカーやブックマーク機能があるのでいつでも読み返せる
■知識を蓄積してきた証だから → 数千冊を保存できるからそもそも本を捨てる必要がない
■せっかく買った本を捨てる→お金を捨てる感覚 → そもそも本を捨てなくていい
本は数千冊保存できる:もし足らなくなってもクラウド保存
kindle端末は、容量が8GBと32GBのものがありますが、一般的な小説や実用書などの本であれば、数千冊の保存が可能。
もしも、それ以上の本を購入して端末の容量を超えてしまっても、クラウドに保存されているので、端末から削除しても再ダウンロードすることができます。
まさに、持ち運びができる本棚のようです。
すべての本がkindle端末に入るので、場所を取らないし掃除の必要もなし。手間も時間もかける必要がなくなります。
「本棚がいっぱいになったから、どれか本を捨てなきゃ・・・」なんて悩むことももうしなくていいです。
だって本を数千冊も保存することができるのですから。
気になったところをマーカー。読み返しも楽
紙の本を読んでいると、重要だと思ったところにマーカーをしたり線を引いたりしますよね。
kindleには、もちろんマーカー機能・ブックマーク機能があります。
また、マーカーしたところを一覧にしてあり、さらにマーカーした部分に飛ぶことができるので紙の本よりとても便利。
紙の本だと、「その部分読み直したいな」と思っても、本を取り出して、どこにそのページがあるのか本をパラパラして探さないといけないですもんね。
さらにうれしい機能が、『メモとハイライト 』という機能
マーカーしたところ部分を本ごとに一覧にしてくれる機能があり、いちいち本を開かなくてもマーカーしたところだけを読み直すことができるのです。
今まで、本の重要だと思ったところをノートにまとめたり写真にとって残しておいた人にとっては、これ以上にないサービスです。
紙の本よりも安く買える
電子書籍は紙の本よりも安く買えることが多いです。
印刷費や流通費がいらないですもんね。10%ほど安く買えることがほとんどです。
またAmazonでは定期的にセールをやっていますが、セール時だと40%引きとかよくあります。
紙の本では値下げができないのでこうはいきませんが、電子書籍ならばセールや値引きなども楽しんで読むことができます。
またAmazonは、本の定額読み放題サービス『kindle unlimited』があります。月額980円で約200万冊が読み放題!有名作品やベストセラー本なども多く対象になっているので、たくさん本を読む人ほどお得なサービスです。
まとめ:紙の本から電子書籍へ
以上、本を断捨離すべき理由・断捨離によって得られるメリットについて解説してきました。
部屋に本がたくさんあるのは、手間も時間もかかります。最悪命にもかかわってくるものです。
これまでかかっていた、作業や手間・時間をほかのことに使えるようにするために、
面倒な作業はkindleに任せてしまって、よりよい読書ライフを過ごしていきましょう!