kindle端末は防水機能があるので、お風呂で気軽に読書をすることができます。
しかし、実際どの程度の防水機能なのでしょうか?
水に濡れても大丈夫!と言われても、万が一壊れてしまったら嫌ですよね。
そこで、この記事では、こんな疑問に答えていきます。
■お風呂に水没させても本当に壊れない?
■お風呂で使うとき注意することはある?
■万が一壊れてしまったら保証してくれるの?
『防水機能がある』という言葉を過信しすぎしまうと、間違った使い方をしてkindle端末を壊してしまうかもしれません。
そんなことがないように、こちらの記事を参考に正しい使用方法を確認していきましょう!
防水機能があるkindle端末はどれ?
まず、どのkindle端末に防水機能がついているか確認しておきましょう。
端末 | 防水機能 |
kindle | × |
kindle paperwhite | 〇 |
kindle paperwhite シグニチャー エディション | 〇 |
kindle oasis | 〇 |
kindle キッズモデル | × |
kindle paperwhite キッズモデル | 〇 |
kindle(無印)モデルは防水機能がついていませんので、お風呂などでの使用はできません。
それ以外の機種については防水機能付きなので、お風呂などで使用ができます。
防水機能付きのメリット・デメリット
ここで、簡単に防水機能付きのメリット・デメリットを説明していきます。
メリット | デメリット |
お風呂で読書ができる | 真水以外の液体はダメ |
水没保証はない (オプションに入れば保証あり) |
防水機能付きのメリットはなんといっても『お風呂で読書ができる』こと!お風呂は一人でゆっくりできる、読書をするには最適な時間ですね。
デメリットは、あくまでも真水に対して防水機能があるということ。
誤解しがちなんですが真水以外の液体に濡れてしまうと故障の原因になってしまうんです。海水やジュースなどの液体には、防水機能はないんです。
kindle端末の防水機能ってどのくらい?
kindleの防水性能は『IPX8等級』。この等級はIPX0~IPX8まであり、最高等級となります。
これは、
真水で水深2メートルまでで最大60分
まで耐えられる性能です。Amazonでも実験をしており、支障がないことが確認できているので安心です。
お風呂の中で水がかかったり、つい水中に落としてしまっても故障の心配はありません。
ただし、
kindle端末は水中で使用することは想定していません。
kindle端末を湯船の中に入れて読むことはないと思いますが、間違っても水中につけながら使用することはやめましょう。
また、防水について前提としているのは、あくまでも『真水』ということ。こちらについて次の章で説明していきます。
防水機能についての注意点や誤解
kindleの防水機能で想定しているのは、あくまでも『真水』ということ。
真水=水道水だと考えましょう。それ以外の液体に濡れてしまうのは注意が必要です。
例えば、海水やジュースなどに濡れてしまうのはよくありません。万が一機器のなかに侵入してしまったら大変です。
その他にも防水に関して注意しなければいけないことがあります。
例えばこんな使い方はNGです!
✖ 入浴剤が入っているお風呂に水没させる
✖ サウナなどの高温な場所での使用
✖ 海などの海水につける
✖ ジュールをこぼしてしまう
✖ お風呂のお湯に長時間つけておく
✖ kindleにシャワーがかかる
✖ 石鹸やシャンプーがkindleにかかってしまう
特に入浴剤をいれてお風呂に入る場合は、水没させないように気を付けましょうね!
また、当たり前ですが意図的に水没させたり、シャワーをかけてみたりするのはやめましょう!
『お風呂に入ったときにちょっと濡れるくらいなら全然問題ない』くらいに思っておいた方がいいです!
水がかかってしまったときの対処法
それでもお風呂でkindle端末を使っていたら、水に濡れたり水中に落としてしまうこともあるでしょう。
その場合の対処法をここでお伝えします。
①水がかかった場合
②水中に落として水没させた場合
③真水以外の水に落とした場合
①水がかかった場合
水がかかったり、水滴が画面についたくらいなら、やわらかいタオルなどでささっと拭けばOK!
念のため、充電口(USBポート)を下にしてkindleを置いておけば十分です。
②水中に落として水没させた場合
水中に落として水没させてしまった時の対処法は、
①カバーやケーブルを外して、表面についている水滴をタオルで拭きとる
②充電口(USBポート)を下にして垂直に置く
③kindle端末の側面を軽くたたきながら充電口から水を取り出す
④風通しのいいところに置いて、完全に乾くまで放置しておく
③真水以外の水に落とした場合(入浴剤入りのお風呂など)
入力剤入りのお風呂や、海水などに落としてしまった時の対処法は、
①すぐに本体と充電口(USBポート)を真水で洗い流す
↓以下、水中に落とした場合と同じ
②カバーやケーブルを外して、表面についている水滴をタオルで拭きとる
③充電口を下にして垂直に置く
④kindle端末の側面を軽くたたきながら水を取り出す
⑤風通しのいいところに置いて、完全に乾くまで放置しておく
注意点
水没させてしまった時なんとかしようと心配になりますが、こんなことをしてはダメということを挙げておきます。
■完全に乾くまで充電しない!
■ドライヤーや電子レンジで乾かすのはNG
■USBポートに綿棒やタオルなどの異物を挿入するのもNG
水没で故障してしまったら保証してもらえる?
kindle端末を購入すると、『1年間限定保証』が付いてきます。
この保証は、『自然故障・不具合』に対する保証になります。
■ 初期不良
■ バッテリーの劣化
■ 電源故障
■ ボタンの故障
などです。
つまり、ユーザー自身では防げないような故障ですね。
一方で水没に関してはユーザーの使い方次第では防げることです。よってこの『1年間限定保証』では対象外となってしまうんです。
オプションの延長保証を付ければ水没も対象となる!
しかし、端末を水没させてしまったり、床に落として画面が割れてしまったりすることもあるでしょう。
その場合も保証してほしい場合、オプションの延長保証に加入すれば保証対象となります。
この保証が、『事故保証』というものです。
・商品落下によるディスプレイ画面のひび割れ
・水濡れによる故障
このオプションを付けることで、万が一水没させて壊れてしまっても無償で代替品と交換してくれます。
お風呂で使用する頻度が高そうな人は、このオプションを検討してみてもよいでしょう。
お風呂で読書したい人へkindleをオススメする理由
お風呂で読書をしたいという人ほどkindleをオススメします。
それは、「万が一水没して端末が壊れてしまっても読書ができなくなるだけ」だからです。
万が一壊れてしまった時のダメージが限られる
お風呂に浸かっている間は暇なので、ついついスマホを持ちこんでしまいますね。
で、うっかりお風呂の中に落としてしまってヒヤヒヤする経験ないですか?
スマホを持ちこんで読書をすることができますが、スマホが水没して壊れてしまったらかなり大変!
スマホが壊れたとなると金銭的にもダメージが大きいし、メールやSNSが一時的に使えなくなってしまいます。中に入っているデータも飛んでしまうかもしれません。
一方kindleは読書しか出来ない端末です。万が一壊れてしまっても買い直せば数万の負担で済みます。また、購入した本は新しい端末に再ダウンロードすることも可能。
ということで、お風呂で読書をしたい人はkindleがオススメなんです。
もっと言えばページ送りボタンがあるkindle oasisがオススメ
また、お風呂で読書を楽しみたいという人は、kindle oasisがオススメです!
というもの、kindle oasisには『ページ送りボタン』というものがついており、このボタンを押すことでページの行き来が出来るからです。
一方、kindle oasis以外の機種にはこのボタンはついていません。スマホと同じように指で画面をスライドさせてページをめくるということになります。
画面が濡れていたり水滴がついている状態だと、反応が悪かったり誤動作を起こすことがあるんですね。
画面だけでなく指先も濡れているのでスライドがうまくいかないことが多いです。
その点、ボタンを押せばページがめくれるkindle oasisは楽なんです!
まとめ
kindleの防水機能について説明してきました。
kindle端末に防水機能がついている機種は、
kindle paperwhiteシリーズ ・ kindle oasis
防水の性能は、
真水で水深2メートルまでで最大60分
いくら防水機能があるといっても、
✖ 入浴剤が入っているお風呂に水没させる
✖ 意図的に水没させる
✖ 海水やジュースに濡らしてしまう。
などはNGです
『お風呂にkindle端末を持って行って湯船に浸かりながら読んでも大丈夫』くらいに思っているのがいいでしょう!
以上!『kindle端末の防水機能を解説!お風呂で水没させたときの対処法』でした!